フォルザ:重要な安全勧告
下記の製造番号に該当する2015年に製造された全てのフォルザハーネスに関する:
Forza-(サイズ)-Q-31A-(???)
から
Forza-(サイズ)-Q-49E-(???)
フォルザハーネスのレスキューコンテナー閉じループが破損した事例がいくつか報告されています。すべてのケースでレスキューコンテナーを閉じているループの一つが完全に破損しています。以前の安全勧告による15kgでのチェックにパスしたループが破損した事例もいくつか報告されています。このため、より厳格なチェック要件(下記参照)を備えたこの安全勧告を再発行しています。
ダブルケーブルデザインのため一つのループが破損しても、すぐさま間違ってレスキューが出てしまうリスクは高くはないと言えますが、このハーネスを再度使用しようとする前に、オゾンディーラーあるいは資格のある専門家によりこのループが適切にチェックされることを推奨します。
あなたのハーネスをディーラーあるいは資格のある専門家に送ってチェックをしてもらってください。
ディーラーの行うチェック方法:
1. 閉じループにアクセスできるようにレスキューケーブルを引き抜きレスキューコンテナーを開放します。
トランクの重量を測るスケールあるいは似たようなものを使用して各閉じループに20kgの負荷をかけ縫製部の健全性を確認します。この操作を各ループに3回繰り返します。
2. もし破損が生じないならループは問題なしと判断され、レスキューを入れなおします。それ以上のアクションは必要ありません。
3. もし破損が生じたらハーネスは耐空性が無いと判断され、直ちに代理店へ返却して修理する必要があります。代理店はオゾンに連絡します。
これらのチェックをパイロット自身で行うことも可能ですが、この方法に不安があったり問題があったりするならオゾン代理店に相談してください。
定期的にあなたのハーネスおよびレスキューシステム全体を徹底的にチェックすることを忘れないでください。